管理運営の基礎知識と事例

 

会員の実践紹介

■おことわり 内容は記事末尾に記載の時点のものです

メゾン枚方岡山手

[枚方市岡山手町 総戸数:95戸 棟数:1棟 建築・分譲開始:1974年]

管理組合について

京阪枚方市駅から徒歩15分。道路を隔てて向い側は枚方中学校。マンションに隣接して坊主池公園があり、比較的緑に恵まれた環境の中にあります。しかし、建物は築34年と老朽化して来ており、居住者の高齢化も進んでいます。この状況の中で長期修繕計画を実行する為の資金を捻出するのは容易ではありませんが、出来る限り居住者の負担を軽減する為に、管理委託費を始めとする諸費用の見直しを図り、管理委託会社を変更することで、大幅な費用削減に漕ぎつけたところです。    

         

[20090705 会報第9号に掲載]

経費削減

管理会社の変更で大幅削減経費削減を目指して -実現までの経緯-  

当マンションは1974年竣工、地上6階建1棟、95戸よりなります。建物の老朽化と並行して住民の高齢化、年金受給生活者の増加が進んでいます。 

この状況下で大規模修繕を始めとする諸費用を遅滞なく捻出するには、委託管理費を始め、支出の中身の徹底的な見直しと、それを机上のプランに終わらせないで必ず実現させる事を管理組合の「最重要課題」として取り上げて、2007年に「経費削減対策委員会」を立ち上げました。

枚管連に加入しているマンションからの情報も最大限に利用させてもらいました。これは非常に役に立ちました。

結果的には、委託管理会社の変更(これが最も大きかった)を始め、諸々の経費の洗い直しを実現して、年間400万円強の経費削減を達成しました。勿論、住環境の質を落とさないで経費削減を達成するのは言うまでもありませんが、この実現の為には、「管理組合任せ」ではない住民個々の自覚と管理会社との日頃の緊密な情報交換が必須と思われます。(佐々木 記)

[20101226 会報第18号に掲載]

枚管連の活動で

95戸、6階建ての築36年。輪番理事3人で水道委員会を設けた昨年3月、手許にあったのは、数年前に理事長経験者たちが作った「現給水管に樹脂コーティングを施す」という、10年しかもたない、「その後は無い」 という案でした。

従来の半地下受水槽、水中ポンプ、高架水槽の3点方式を維持したまま、時期がくる度に取替えや更新を繰り返すのでは、結局高くつくのは明白でしたから、この機にマンションの終幕まで使える方式を探ることにしたものです。

その際、大いに助けられたのが、枚管連のアンケートによる「工事の費用と業者に関する実施経験データ」と交流会の場での「質問時間」でした。窓口役の聴き取り報告から確信をもってコーティング案を退け、最終的に給水管取替えとの組み合わせとして、加圧ポンプと地下水槽か、現況の半地下受水槽を継続使用するか、の選択肢が残りました。

焦点は半地下受水槽の信頼度。市水道局の見解は「基本的に建物の耐用年と同一視しうる」というもの。方式と業者を各々総合評価し、僅差で方式は半地下受水槽と加圧ポンプに、業者5社からは、現在、同様の水槽を管理している経験、実績、説明力、提案力、住民との接触場面での対応力等から高い評価で若林設備工業を選びました。

45日の工期中に波乱もありましたが、7月1日、無事、検査を終えた次第です。

[20100909 会報第16号に掲載]