■「特殊建物調査」に疑問の声相次ぐ

― 第27回交流会 ―

 枚管連は11月24日、市民会館第3集会室で第27
回交流会を開きました。共通テーマは枚方市の分
譲マンションにも3年に1度の報告を求められてい
る「特殊建築物調査」(今年が該当年)についてで
す。まず、この調査にも携わっている会員組合内の
一級建築士から「調査を巡る歴史的経緯と概要」に
ついての講演がありました。
 出席者からは「分譲マンションが『不特定多数が
出入りする特殊建築物』に当たるには疑問だ」「法
定点検といいながら、京都市など多くの自治体で
調査対象外になっているのは不公平だ」「他の方
法で同様の点検をやっており、相当の費用を掛け
て実施する意義が見いだせない」など、調査に対す
る疑問の声が相次ぎました。条例で自治体ごとに
対象建築物を定める「制度そのものが持つ矛盾」を
指摘する意見が多く占めました。
 一方、「コンプライアンス(法令順守)の立場から、
条例とはいえ調査報告を提出すべきでは」との意
見もありました。事前のアンケートでは多くの組合
が「調査依頼済み」「調査依頼予定」としており、疑
問を抱えながらも、「調査せざるを得ない」実態も
明らかになりました。調査する場合の費用を節約
する具体的な方法も提案されました。例えばエレ
ベーターなど他の点検と重なっている設備は、そ
の点検報告を活用するなどです。
 枚管連では交流会やアンケートで出された意見
などを踏まえ、3年後の調査に向けてさらに論議を
深め枚方市に改善要望する点などをまとめたいと
考えています。
2009.11.07 広報11号に掲載