■長期修繕計画について学習と情報交換

― 第31回交流会で報告と交流 ―

 交流会は6月26日に市民会館第4会議室で開
かれ、26管理組合から37名が参加しました。
<基調報告>
 枚管連事務局長山田 毅氏(マンション管理士)
が、国土交通省の「長期修繕計画標準様式・作成
ガイドライン」とこれに準拠したマンション管理セン
ターの「長期修繕計画作成・見直しマニュアル」に
より、基本的事項を報告した。
 @分譲業者、管理業者が作成した長期修繕計画
は、管理組合がチェックする必要がある。A新しい
マンションは、設計図書に基づく数量と修繕費用単
価データを用いる簡易法を使うことができる。B大
規模修繕工事を経たマンションでは、調査・診断を
行い、修繕履歴を考慮した工事方法と修繕間隔を
判断し、概算積算法を採用する必要がある。C長
期修繕計画は、5年程度毎に見直す必要がある。
<情報交換の部>
 枚管連事務局から会員の「長期修繕計画作成状
況」の一覧表とその分析・総括データが紹介された。
主な点は、@管理組合が独自に長期修繕計画をチ
ェックし、信頼性を確認している会員は約1/3であり、
築年数が高いほどチェックしている。A長期修繕計
画を定期的に、あるいは大型工事の都度見直して
いる会員は約半数である。B専有部分面積1u当
たりの月額修繕積立金は50〜187円のばらつきが
ある。C各会員は、一覧表のデータを参照して、改
善すべき点は何か読みとって欲しい。
 グリーンタウン香里ヶ丘、釈尊寺第一住宅、ラウ
ンドコート星ヶ丘、労住まきのハイツの4会員が、
それぞれの長期修繕計画のチェック、作成、見直し
の経験と状況を紹介した。
 意見交換の中で出た主な意見 : @管理組合は
管理業者が作成した長期修繕計画を鵜呑みにす
ると業者の長期収益計画になってしまう。A簡易
法による長期修繕計画は工事費単価が高く、修繕
間隔が短く設定される傾向にある為、査定する必
要がある。B長期修繕計画作成や大規模修繕工
事の為に信頼できるコンサルタント情報が欲しい。
2010.07.13 広報15号に掲載