グリーンヒル光善寺

 
 グリーンヒル光善寺住宅団地はその名の通り  
「緑あふれる」団地です。しかし、「緑豊かな樹木に
囲まれているのに、その名前を知る人は少ない」  
との声が住民有志よりあがり、住民に、樹木により
親しんでもらうために、「グリーンヒルの樹木の名  
前を調べる会」が発足しました。
 管理組合主導の下27名のボランティアが集い、  
活動が2006年に始まりました。約53,000uの敷地
内すべての樹木の名前、本数を調べ、代表的な樹
木に名札をつけるための詳細な調査が、4グルー  
プに分けて行われました。その結果、中高木は約  
2400本、約90種類の樹木が確認されました。この
中には、アカバスモモ、イスノキ、エゴノキ、カラタネ
オガタマなどの珍しい樹木も見つかりました。また、
棟間などの灌木は数万本という多さです。
 樹木には、手作りの焼き板など約500枚の樹木  
札を取り付けました。この焼き板樹木札は、ボラン
ティアの皆さんがお子様たちと、高槻森林観光セ
ンターにて焼き板を作成、手書きにて作成したも
のです。さらに、これら樹木の分布を樹木マップと
して作成し、希望者には配布、集会所ロビーには
A1サイズの額入りで展示されています。
 約2年半の活動は、樹木に興味のある住民がボ
ランティアで参加し、子供も含めた活動でしたが、
自称樹木博士や自然に興味のある人、勉強希望
者等の色々な人が集まり交流しながら、そして樹
木マップの作成により、多くの住民に緑に興味を
持っていただきました。
 さらにはその後、さらなるメンバーも加え、「グリ
ーンボランティア」として、不要樹・枯れ木の刈り込
み、花苗の植栽と活動を広げ、住民交流の輪を広
げながら「緑と花の溢れる」グリーンヒル光善寺住
宅を創っています。  

 
 近年、日本あるいは世界で大きな地震が多発し  
ています。グリーンヒル光善寺住宅(グリーンヒル  
第2を含め630戸)では、震災時における「安否確  
認活動」を行なう体制作りをしています。阪神大震  
災の後、住民の中から震災に対する不安の声が  
上がり、自治会、管理組合協同の「災害対策検討  
委員会」が結成され、災害発生時への対応の検討
がなされました。
 建物耐震診断の結果、建物の倒壊の恐れはな  
いものの家具の転倒、物の落下による怪我の発生
などが考えられるため、住民による「災害対策チー
ム」を編成し、震災発生時に各戸の「安否確認」を  
行なうことになりました。阪神大震災においては、  
建物等の下敷きになった人の多くは隣近所の人が
助け出しています。これを教訓に、住民同士がお互
い声を掛け合い、協力し被害を減らすことを目的と
しています。地震発生後、各棟のボランティアが一
軒ずつ「皆さんご無事ですか?」と声掛けをし、問
題があればみんなで協力し、助け合う体制作りを
行っています。
 現在「災害対策チーム」には、69名の方がボラン
ティア登録をしておられます。昨年10月、今年3月
と2回の「安否確認防災訓練」を実施し、ボランティ
アの方が630戸全部への声掛けを実施しました。
これらの訓練により本番でスムーズに活動できる
とともに、災害時だけでなく日頃から隣近所が助け
合える環境作りに役立てることが出来ます。
 今後は、震災時に怪我等を発生させない予防策
の啓蒙と実施を進めていく計画です。
 
2008.07.06 広報3号に掲載